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題名 | 新型センチュリーが発表されました! |
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コメント | 新型センチュリーが9月6日に発表されましたね! センチュリーといえば御料車としても愛用され、数々のVIPを送迎するための車両として長い間活躍しております。 今まではセンチュリーといえばセダンのみ。 でも時代がSUV主流になり、ついに今回、センチュリーもSUVモデルがデビューとなりました。 ライバルはロールス・ロイス カリナン、メルセデス・マイバッハ GLS600など、世界になだたるショーファーカーになります。 後部座席に乗ることが目的のショーファーカーも、より広い室内空間を求めてSUV化してきています。 今回発表された新型センチュリーもそんな時代の流れの中に身を投じる形です。 そもそもセンチュリーはTOYOTAのなかでもクラフトマンと呼ばれる熟練の人の手によって製作されているのはご存じでしょうか。 おおまかなボディが出来上がってきたらそこからは手作業でボディを削ったり叩いたりしてボディを成型していきます。 あとから取り付けられる重たいドアパネルのことも見越して、あえてずらして仕上げるなどの職人技も。 塗装もTOYOTAのなかでは最も多い7層塗装。 間に水研ぎという工程を3回、最後には鏡面磨きで究極の平滑面に仕上げてます。 そんな日本の職人魂が込められたセンチュリーの新型モデルも、セダン同様こだわりが詰まりに詰まってます。 「ご要望がある場合、お一人おひとりのご希望に合った世界に1台のお車をご提案いたします。」 この言葉から察するに、オーダーメイド的なことが可能になるのではと思います。 ロールス・ロイスの「ビスポーク」はお客様の要望を聞き、それを実現するサービスです。 お金さえ払えれば、世界に1台だけの自分だけのモデルをも創り出せるビスポーク。 そこまでのサービスが追加されるとなれば、これは期待せずにはいられません。 ホームページやメディアに出ている画像では通常のドアですが、発表の際にはスライドドアの仕様も公開されておりました。 実際、スライドドアの方が乗り降りはしやすく、乗り降りする姿勢もよりスマートに見えるかもしれません。 このように、さまざま要望に対応するために今回、オーダーメイドを用意しているのかもしれません。 ただ、ロールス・ロイスのボディカラーは1万を超える中から選ばれるのに対して、センチュリーは4色です。 白鶴(はっかく) 黎明(れいめい) 麟鳳(りんぽう) 紅蓮(ぐれん) このなかで単色で選べるのが黎明と麟鳳のみです。 それだけこの4色にこだわっているのが分かりますね。 ボディや内装のクオリティは他のメディアでたくさん報じられているので割愛いたしますが、今回驚いたことが一つ。 TOYOTAホームページ内、センチュリーの走行性能ページのサスペンションを見るとエアサスではありません。 セダンの方はエアサスであることが説明されています。 これはエアサスも選ぶことができるのか、それともランクルやLXで"超"熟成されたSUVにおけるバネサスのテクノロジーがふんだんに使われているのかは分かりません。 個人的な想像では、サスペンション形式が違うので一概には言えませんが使われていると思われます。 今回のバネサス採用は結構な衝撃でした。 現代においてショーファーカーの足回りといえばエアサスが基本とも言えます。 それは乗り心地もそうですが、車高がスムーズに上下することでVIPの乗り降りを綺麗に演出できるという意味でもエアサスが有利でした。 今回、AVSやDRSなどの機能が備わっていることからも、バネサスの新たな可能性を切り拓く意思を感じます。 VIPを送迎することに関して、エアサスよりも壊れにくいという面からも、信頼性の高いバネサスでエアサス並みの乗り心地に迫れれば、これほどのメリットは無いようにも感じます。 乗り降りに関しては、電動サイドステップを採用することで車高の高いSUVの乗り降りでもスマートさを演出できるみたいです。 そんな伝統を重んじるセンチュリーの歴史でも、今回は様々なチャレンジが感じられる内容になっております。 イギリスにはロールス・ロイスがあるように、日本にはセンチュリーがあると世界に誇れるような1台になる予感がしますね。 早く実際に走っているのを見てみたいです。 |
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