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 第4回 アウトレット「車の小話」~ガソリンエンジンとディーゼルエンジン~ 



題名 第4回 アウトレット「車の小話」~ガソリンエンジンとディーゼルエンジン~
コメント
4回目の今回は

「ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの違い」

を書いていこうと思います



なんとな~く違いが分かる方は多いかもしれませんが

細かく説明するとなるとちょっと難しい


そんな絶妙なラインを今回は攻めていきます



ですが、事細かに書いていくと例によって文字数がとんでもなくなるので

要点を抑えて書いていきます






・ガソリンエンジン



レギュラー、もしくはハイオクで動くエンジンの事で

燃料と空気の混合気をシリンダー内へ送り込み圧縮

点火プラグの火花で点火し

燃えた後のガスを排気するといった

4つの工程でシリンダーを動かし、動力を各部に伝えていきます




ディーゼルエンジンに比べ静かで、高出力を得やすいのが

ガソリンエンジンのメリットになります


デメリットとしては燃料のガソリンが軽油に比べ高く

維持費がどうしても割高になってしまう点が挙げられます



しかし、ガソリンエンジンは世界で最も普及しており

生産ラインも整っていて、開発コストも抑えられるため

全体での製造コストが安く、ディーゼルエンジンの車よりも

安く手に入れやすいです







・ディーゼルエンジン



ディーゼルエンジンは軽油で動くエンジンで

大型車や、ランクルやパジェロなどの大型な乗用車など

主に高重量の車に搭載されていました



というのも、

・低回転から大きなトルクを得られる

・ガソリンエンジンに比べ頑丈に作られている

・点火装置が不必要


などの信頼性の高さから採用されてきました



ランクルやパジェロはとんでもない悪路をゆっくりと進む

そんなイメージもありますし、

そんなところでエンジンが壊れてしまったらと考えるとゾッとしますね



そんなディーゼルエンジンですが、ガソリンエンジンとの違い

点火装置がありません


そしたらどうやって燃焼をしているのか?


それは


とんでもなく高い圧力をかけて軽油を自然発火させているのです


軽油はガソリンと違い、火を直接近づけても着火しづらいのですが

液体自体が高温になると自然着火するという特性があります


そのため、軽油と空気の混合気をシリンダー内で超高圧まで圧縮し

自然着火する燃焼でシリンダーを動かしています




軽油はガソリンに比べ安く、さらにはディーゼルエンジンは

燃焼効率の高さから燃費も良く維持費が割安になります


現在ではクリーンディーゼルの登場で振動や音のデメリットも減っています


ですが、それでも排気ガス対策のシステムの開発コストなどの面から

ガソリンエンジンよりも割高なのは変わらないのが現状です




クリーンディーゼル車のほとんどは「アドブルー」の補給が

必要になりますので、注意が必要です




ガソリンエンジンもディーゼルエンジンも

それぞれ、メリットとデメリットがありますので

どちらが良いというのはありません


ただ、ヨーロッパでは環境への配慮の問題から

ディーゼルエンジンを搭載したモデルが減少傾向にあるようです








ですが、ディーゼルエンジンを搭載した車はまだまだあります!

ここで、ディーゼルエンジンと軽油についての注意点です




ディーゼルエンジン用のエンジンオイルは

清浄する成分が多く含まれています

そのため、ガソリンエンジン用のエンジンオイルは

ディーゼルエンジンでは使えないです





軽油は、低温になると流動性が無くなり

最後には凍ってしまいます

そのため、南の地域から大きく北上していく場合、

特に暖かい地域から寒い地域に行く場合は、

特に注意が必要です


2月、関東から北海道に行く場合は満タンまで給油せず

空に近い状態で東北地方で給油、北海道についてから給油するなど

凍らないための注意が必要です



あと、軽油は軽自動車の燃料ではないので、

間違っても給油しないでください

最悪、エンジンの分解や燃料ラインの洗浄など

修理に多額の費用が発生します


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以上、なんだかんだで文字数が結構な量になってしましました

第4回「車の小話」は以上にて終了です
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