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題名 | 第2回 アウトレット「車の小話」~エンジンオイルの役割って?~ |
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コメント | 本日のお題は 『エンジンオイルってそもそもなんぞ?』 前々回、オイルとフルードの違いを書きました 今回は少しだけ掘り下げて エンジンオイルに絞って小話をしていこうと思います メンテナンスの初歩ともいえるエンジンオイル 量販店でも取り扱いが豊富で 各メーカーからも様々な種類のエンジンオイルが販売されています そもそもエンジンオイルの役割は エンジン内の 潤滑・密閉・冷却・清浄・防錆 この5つが主なものになります ・潤滑はエンジン各部分を滑らかに動かすため ・密閉はピストンとピストンリングの隙間を埋めてガス抜けを防ぐため ・冷却はオーバーヒートを防ぐため ・清浄は燃焼によって生じたスラッジ等の汚れを取り込み、エンジン内を綺麗に保つため ・防錆は水などで生じるサビを防ぐため といった具合です そしてエンジンオイルには「粘度」があり 5W-30 のように表記されています この表記の左側 5W は 低温時のオイルの粘度になります W はWINTERの頭文字になります 右側の数字は高温時の粘度になります 運転中エンジンが高温になった際にも油膜を保持し エンジン内の摩耗を防いでくれます 低粘度のメリットとしては 低温度の環境下でもエンジンの始動性が良い 燃費の改善が望める デメリットとしては エンジンの保護性能が高粘度のオイルに比べ劣る といった具合で 高粘度のメリットは エンジン保護性能が高い 静粛性のUP デメリットとしては 燃費性能が低粘度に比べ劣る といった具合になります エンジンオイルの種類ですが、 鉱物油 化学合成油 部分合成油 の3つがあります 細かく説明するととんでもなく長くなってしまうので 割愛させていただきますが、 価格は基本的に 鉱物油<部分合成油<化学合成油 のように高くなり 性能も同じ順で高くなっていきます スバルの水平対向エンジンやターボエンジン、V8やV10、直6などの高性能エンジンには 化学合成油を使うのがベターなようです また、ハイブリッドやアイドリングストップ機能が付いたエンジンには 0W-20などの低粘度オイルを入れなければならないようです そのあたりは車の説明書や、ディーラーや車屋さんに聞きましょう 交換時期も3000km~5000km、または半年ごと というのが主流のように思えますが 1回の運転で数十km走る車と、数kmしか走らない車では 交換するサイクルも変わってきます 短距離(8km以下)の運転が頻繁、発進停止が多い、低速走行が多い、アイドリングが長い このような使用環境はシビアコンディションと呼ばれ 車にとっては厳しい使用環境になります そのため、エンジンオイルやその他消耗品の交換サイクルが短くなります 普段、車の使い方がシビアコンディションの方は 少し早めの交換サイクルを心がけると 長く愛車に乗ることができるかと思います 以上、第2回「車の小話」でした~ |
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